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橋下徹氏、「めざまし8」で阿部詩の「号泣」に感慨…「本当の悔し泣き…このレベルになると勝利至上主義でも当然」

スポーツ報知 2024年7月29日 9時17分

 フジテレビ系「めざまし8」(月曜~金曜・午前8時)は29日、パリ五輪柔道女子52キロ級の阿部詩(パーク24)は2回戦で第1シードのケルディヨロワ(ウズベキスタン)に谷落としで一本負けして敗退し、2連覇が消滅したことを報じた。

 兄の一二三(パーク24)とのきょうだい連覇を目指したが、衝撃の敗退を喫し、ぼうぜんとした様子で畳を下りると、その場に崩れ落ち、コーチの胸にしがみつき、大きく声を上げ泣き叫んだ。

 しばらくその場を動けなかった阿部。コーチに支えられるように歩き、会場を後にする際、場内からは「ウタ、ウタ」のコールと拍手が響いた。

 コメンテーターで元大阪府知事の橋下徹氏は、阿部詩の号泣に「本当の悔し泣きってああいうふうになるんだっていうね…見たことのないような泣き方じゃないですか」と思いをよせた。

 さらに「僕らコメンテーターは、スポーツの不祥事がある時には必ず『勝利至上主義がよくない』とか言いますけど」とし「でもプロだったり、このレベルになるとやっぱり勝利至上主義でも当然だと思うし、負けた時にああいうふうになるのは当然だと思うし、だから『ナイスファイト』とか『ここまでよく頑張りましたよね』なんてということすらも言えない気持ちで」と明かした。

 続けて「会場がみんな拍手でエールを送って送り出したすばらしさ」と感動し「ああいう泣き方があるんですね」と思いをよせていた。

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