27日にNHK総合で中継されたパリ五輪開会式(午前5時~6時33分)の世帯平均視聴率が12・2%だったことが29日、分かった。個人視聴率は6・0%。(数字は関東地区、ビデオリサーチ調べ)
開会式は史上初めてスタジアム外で行われ、パリ中心部を流れるセーヌ川を船で6キロをパレードする演出がなされた。雨が降りしきる中、日本選手団はフェンシング女子サーブルの江村美咲とブレイキン男子の半井重幸が旗手を務めた。
セリーヌ・ディオン、レディー・ガガら世界的アーティストがパフォーマンスを披露。男子サッカーのレジェンド、ジダン氏らが聖火をつなぎ、最終走者に柔道男子・リネール、陸上女子のペレクさん聖火台に着火。また橋の上での“パリコレ”や、マリー・アントワネットのような女性が首を持って登場するなど多彩で前衛的な演出も話題となった。