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【女子野球】マドンナジャパン、W杯7連覇に向け白星発進

スポーツ報知 2024年7月29日 11時19分

 ◆カーネクストPresents第9回WBSC女子野球W杯最終ステージ 日本9―4台湾(29日、カナダ・サンダーベイ)

 女子野球世界一を決めるW杯最終ステージが29日(日本時間)、カナダ中部のサンダーベイで開幕。7連覇を狙う侍ジャパン女子代表「マドンナジャパン」は、初戦で台湾に9―4で快勝した。

 コロナ禍での中止を経て、6年ぶりに世界一が決まる最終Sは、昨年広島などで行われた1次リーグ(L)を突破した日本と台湾、カナダ、ベネズエラ、メキシコ、米国が参加。総当たりの上で決勝は8月4日に行われる。

 日本は2回、三浦伊織(阪神タイガースWomen)の先制適時二塁打などで3点を挙げたが、3回にW杯初出場の先発・森若菜(阪神タイガースWomen)が崩れ同点に。しかし、4回に川端友紀、楢岡美和(ともに九州ハニーズ)の連打で2点を勝ち越すと、その後も毎回点を重ねた。森はその後安定し5回を4失点、初出場の久保夏葵(平成国際大)、泰美勝(ZENKO)が反撃を抑えた。

 世界ランキング1位の日本は、2008年に松山で行われた第3回W杯から6連覇している。また12年大会のキューバ戦から続く連勝記録を、これで36に延ばした。30日はカナダと対戦する。

 中島梨紗監督「初戦、勝ちきれてホッとしています。森が3点取られた後に、逆転されず同点で止められたのが良かった。川端、三浦、楢岡といった信頼している(ベテラン)選手がああやってチームをプレーで引っ張ってくれてくれると頼もしい。こういった緊迫した試合が続くので、明日に向けての準備をしていかないといけないと思っています」

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