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鶴岡大会・東日本選抜メンバー 5年ぶりV奪回へ一致団結

スポーツ報知 2024年7月30日 7時0分

 第24回ボーイズリーグ鶴岡一人記念大会(8月23、24日、広島・鶴岡一人記念球場ほか)の東日本ブロック選抜チームが13日、栃木・宇都宮で結団式を行った。14、15日は鹿沼で練習試合などを行い調整。2泊3日の合宿で団結力もアップし、5年ぶりの優勝を目指す。

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 東日本選抜のプライドと誇りを持って優勝する! 鶴岡大会・東日本選抜が一致団結した。

 主将は立候補で小笠原(宮城仙南)が就任。ムードメーカーは清水(大宮七里)だ。「盛り上げ役は大好きです。誰とでも話せる」と“特殊能力”で距離を一気に縮めた。

 昨年に続きチームを率いる後藤均監督(64=横浜南・総監督)は「去年より意識の高い子が多い。最大限の力を発揮させて、なんとしても優勝させたい」と言う。14日には雨が降る中、報知オールスター・茨城選抜と2試合プラス1イニングの練習試合を敢行。第1試合は先発の神永(上三川)が2回無失点4奪三振と好投すれば、4番・神戸(藤岡)は4打数3安打2二塁打の活躍。東村(都筑中央)は2本の三塁打を放つなどアピールした。

 優勝するためには2日間で4試合を戦う。指揮官は「投手は全力で短い回数を投げてほしい」と継投予定。先発候補は神永、星(宮城仙北)の両右腕。左腕でつなぎ、高橋(西多摩)、加藤(成田)のパワー系投手で締める構想だ。昨年同様、継投と同時に捕手も交代、清水、茂木(高崎)、金子(春日部)を併用する。関東ボーイズリーグ大会のロングティーコンテスト優勝(98・3メートル)の長打力で4番候補の神戸は捕手だが、一塁手で起用予定。小学6年のライオンズジュニア以来の一塁にも「大きな舞台になる方が燃える。放り込みたい」と意欲満々だ。

 神永は「ピッチャーとしては自信があるので他の人には負けたくない」と気合。「優勝以外見えない。優勝しないと帰れない気持ちで行く」とキッパリ。

 東日本選抜の優勝は2019年が最後。コロナ禍による2年の中止を経て、一昨年、昨年と2年連続で関西選抜に敗れて準優勝だった。5年ぶりV奪回へ。20人の戦士が牙を研いでいる。

◆鶴岡一人記念大会 東日本ブロック選抜◆

背番 選手名(所属)位置=投打

 「意気込み」

※3 小笠原悠吹(宮城仙南)投=右右

 「元気と明るさでチームを引っ張る」

 1 井手來夢(越谷)投外 左右

 「みんなのレベルが高くて刺激的です」

 2 石塚蒼脩(常総)内=右右

 「全力プレーでどんな形でも貢献したい」

 4 神永彪真(上三川)投=右右

 「みんなともっと仲良くなりたい」

 5 金子舜(春日部)捕外=右右

 「自分の役割を考えて全力プレーする」

 6 金田凰希(東村山中央)投外=左左

 「チームを勢いづけるプレーをしたい」

 7 神戸翔愛(藤岡)捕=右左

 「みんなと協力して優勝を目指す」

 8 加藤稜翔(成田)投内=右右

 「合宿で仲間と絆を深められた」

 9 北川修斗(江戸崎)内=右右

 「みんなうまいけど負けない気持ちで」

10 鈴木晃太(佐野)内外=右右

 「レベルアップしてチームの役にたつ」

11 清水巧翔(大宮七里)投捕=右右

 「絶対優勝するつもりで声を出します」

12 郡司煌絆(小山)投内=右右

 「泥臭く1球1球大事にプレーする」

13 高橋友朔(西多摩)投外=右右

 「バックの守備もいいので無失点に抑える」

14 徳良春樹(笛吹)投外=左左

 「0点で抑えて、チャンスで打ちたい」

15 萩原雄大(高崎中央)内=右右

 「打撃を強化して大事なところで打つ」

16 東村寛太(都筑中央)投外=左左

 「投打の二刀流で活躍したい」

17 星遥希(宮城仙北)投内=右右

 「勝ちにつながるプレーをする」

18 茂木一(高崎)捕内=右右

 「レベルの高い選手から刺激を受けた」

19 吉田怜生(鹿沼)内外=右右

 「足が武器なので勝利に貢献したい」

20 山田宗継(苫小牧)投内=右右

 「楽しむことをモットーにプレーする」

【団長】上野茂樹(茨城県支部長)

【総務】石井幹城(連盟理事待遇)

【監督】後藤均(横浜南・総監督)

【コーチ】早川恭司(群馬西毛・総監督)

【マネジャー】柳沼浩之(横浜南コーチ)

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