◆全国高校野球選手権静岡大会▽決勝 掛川西7―2聖隷クリストファー(29日、草薙球場)
決勝戦行われ、掛川西が7―2で聖隷クリストファーを下して1998年以来26年ぶりの優勝を飾った。掛川西は2―2の4回1死満塁で8番・杉山侑生左翼手(3年)が右中間へ走者一掃の三塁打を放った。
聖隷は春夏通じて初の甲子園に届かなかった。ノーシードから勝ち進み、常葉大菊川や知徳、静岡高を撃破して初めて決勝に進出。右腕エース袴田行紀(3年)が力投したが、4回の3失点が重かった。
聖隷は21年秋の東海大会で準優勝したものの、翌年春のセンバツ出場校に選ばれなかった経験がある。