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【高校野球】スタメン9人2年生の菰野、阪神・西勇輝以来16年ぶりV 6月には監督が体罰疑いで解任も…

スポーツ報知 2024年7月29日 14時38分

◆第106回全国高校野球選手権三重大会▽決勝 菰野2―0鈴鹿(29日・四日市市営霞ケ浦第一球場)

 菰野が、阪神・西勇輝を擁した2008年以来、16年ぶりの優勝を果たした。

 初回に敵失も絡み1死三塁とし、3番の加瀬大雅遊撃手(2年)の内野安打で1点を先制。5回には、2死一、二塁で2番・中川漣心三塁手(れむ、2年)の中前適時打で1点を追加した。投げては、栄田人逢(とあ、2年)が7安打で完封した。

 スタメン9人が2年生のチーム。春は準Vで東海大会に出場し、初戦で享栄(愛知)、準決勝では県岐阜商を破って準優勝した。ただ、6月中旬頃に監督の体罰が発覚し解任。急きょ部長の森田亮太氏が監督に就任し、夏を迎えた。「動揺はなかった。主役は彼らというのを心がけて過ごしていた」と指揮官。順当に勝ち上がり、準決勝では春夏27度の甲子園出場を誇る三重高にコールド勝ち、この日は接戦をものにして3度目の優勝を飾った。栄田は「菰野高校の校歌を甲子園でも歌えるように頑張ります」と、8月7日開幕の夢舞台へ意気込んだ。

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