29日放送のTBS系「ゴゴスマ」(月~金曜・午後1時55分)では開幕したパリ五輪について特集した。
柔道女子52キロ級の阿部詩(パーク24)が2回戦で第1シードのケルディヨロワ(ウズベキスタン)に谷落としで一本負けして敗退し、2連覇が消滅したことも取り上げた。阿部はその場に崩れ落ち、コーチの胸にしがみつき、大きく声を上げ泣き叫んだ。会場から励ましの「ウタ」コールも巻き起こった。
これを受け、コメンテーターとして出演した元宮崎県知事でタレントの東国原英夫氏は「お叱りを受けるかもしれないけど、阿部詩さんが、悔しいのは分かるけども、あの泣きっていうのはどうなのかなと僕は思いました。柔道家として、武道家として」と私見をコメント。
「もうちょっと毅然(きぜん)として欲しかったなとは思う。そこにへたりこんでずっと泣いてるっていうのは、どうなのかな。悔しいのは非常に分かったんですが」と指摘し、MCの石井亮次アナは「パニックみたいなことだったのかしら」と話した。さらに東国原氏は「柔道家として毅然としてね。相手の選手みたいにしてほしかった」と阿部を破り、勝ち進んで金メダルを獲得したケルディヨロワに言及していた。