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【高校野球】鳴門渦潮が夏決勝で今春センバツ8強の阿南光を撃破! 阿南光のプロ注目・吉岡暖は無念の敗退

スポーツ報知 2024年7月29日 17時20分

◆第106回全国高校野球選手権徳島大会 ▽決勝 鳴門渦潮6X―5阿南光=延長10回タイブレーク=(29日・むつみスタジアム)

 鳴門渦潮(徳島)が決勝で今春センバツ8強の阿南光を破り、17年以来7年ぶり8度目(合併前の鳴門第一と鳴門工の出場回数を含む)となる夏の甲子園出場を決めた。プロ注目の最速146キロ右腕・吉岡暖(はる、3年)を攻略しての、価値ある1勝となった。

序盤は、投手戦が展開された。両者無得点で迎えた5回、先発・岡田力樹(りゅうき、3年)が2点を先取される。だが、直後の攻撃で、1死三塁から1番・藤原大輔捕手(3年)の犠飛で1点を返す。

 1―2と1点ビハインドの7回、1死三塁から8番・端村七聖一塁手(3年)のスクイズで同点。なおも2死一塁で1番・藤原が今度は適時二塁打を放ち、ついに勝ち越しに成功する。

 だが、直後の8回、2死から3番・福田修盛中堅手(3年)に、痛恨の同点ソロを被弾。試合は延長10回、タイブレークに突入した。

 延長10回、表の守備で岡田が2点を勝ち越される。だが、その裏1死二、三塁から2番・古住宗一郎右翼手(3年)の二塁打で同点に追いつく。なおも1死二塁で、3番・森高祐吏遊撃手(3年)が左前にサヨナラ打。主軸の劇打で、夏切符をつかみ取った。

 投げては、岡田が10回を投げきり、9安打を浴びながらも7奪三振5失点で完投。吉岡との投げ合いを制し、歓喜をたぐり寄せた。

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