◆パリ五輪 第4日 ▽卓球(29日、パリ南アリーナ)
男子シングルス1回戦で張本智和(智和企画)がマルタン・アレグロ(ベルギー)にストレート勝ちし、初戦を突破した。
張本は第1ゲームを11―3で先取すると、第2ゲームも11―2。第3ゲームでも相手を圧倒すると、第4ゲームも11―5で奪った。
試合後は、会場から送られた大歓声に笑顔で応えた。
27日に行われた混合ダブルス1回戦では、早田ひな(日本生命)とのコンビで挑むも、北朝鮮のリ・ジョンシク、キム・グムヨン組に、1―4でまさかの敗戦を喫した。世界ランク2位で第2シードの『はりひな』ペアは、世界ツアーに全く参戦していなかった未知なる相手に完敗。
21年東京五輪で金メダルを獲得した水谷隼、伊藤美誠組に続く日本勢連覇の夢は早くも終わったが、男子シングルスの初戦は快勝で意地を見せた。