B1レバンガ北海道は29日、札幌市内で24―25シーズンへ始動し、今季のスローガン「なまら」と、PG島谷怜(24)、SG/SFドワイト・ラモス(25)の新キャプテン就任を発表した。
14シーズン目を迎えるレバンガ。この日は、新加入も含めた日本人選手全員が顔を合わせて、チームが始動した。新スローガンは2026年にスタートする新リーグ、B.PREMIER参入に向け「これまでよりも、もっと」を意識して、設定。昨シーズンに続き指揮を執る小野寺龍太郎ヘッドコーチ(42)は「レバンガ北海道は(勝率)5割に一度もいっていない。まずはそこが通過点として目指すべき一つのポイント。試合に勝つことだけでなく、その前段階の練習から一つ一つ丁寧にやっていくことがやるべきことなので、そういう部分で(きょうの)チームの雰囲気は満足している。なまら頑張ります」と力を込めた。
昨シーズンに続き、Wキャプテン制を採用し、島谷が史上最年少、ラモスが外国籍選手では初の大役を担うことになった。道産子の島谷は「10日前くらいに(GMの桜井)良太さんから直接、僕とドワイトでやって欲しいと伝えられた。最初はびっくりしましたけど、(桜井GMが)僕の成長にも繋がると話してくれた。シーズンを通して僕なりのリーダーシップを見つけていけたら」と意気込んだ。