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【パリ五輪】17歳・成田実生が初五輪で決勝進出「ちょっとだけだけど余力も残せた気がする」400個メ全体5位で突破

スポーツ報知 2024年7月29日 18時16分

◆パリ五輪 第4日 ▽競泳(29日、ラデファンス・アリーナ)

 女子400メートル個人メドレー予選で初出場の17歳、成田実生(ルネサンス金町)が4分37秒84の全体5位で、午後の決勝進出を果たした。

 予選のレース後は、「前半周りの選手がみんな速くて心が折れそうになったけど、後半チャンスがあると思って泳いだ。ちょっとだけだけど、余力も残せた気がするので、決勝の舞台で周りの選手といいレースをして、なおかつ自分のレースをしたい」と振り返った。 

 2022年の世界ジュニア選手権で、個人メドレーを含む3冠を達成した淑徳巣鴨高2年の成田。昨年は世界選手権(福岡)デビューを果たし、決勝に進んで8位入賞だった。ただ全体3位通過した予選からタイムを落としての8位。「この悔しい気持ちを忘れずにパリ五輪に向けて頑張りたい」と、この夏に向けて雪辱を誓っていた。

 3月の代表選考会では、4分35秒40の自己記録をマークして優勝。6月にも国内の記録会で4分36秒台をマークするなど、好調をキープしていた。パリ前は「自分が泳いでいるところを想像するとわくわくするし、緊張もする」と語っていた成田。今大会は、世界ジュニアも一緒に戦った同学年の平井瑞希(ATSC.YW)が、女子100メートルバタフライで決勝進出。ダブル高校生の一角が、昨夏の思いを胸に決勝で表彰台を目指す。

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