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【パリ五輪】決勝点決めたなでしこ・谷川萌々子 五輪日本の最年少19歳2か月21日ゴール…久保建の歴代1位記録塗り替えた

スポーツ報知 2024年7月29日 23時55分

◆パリ五輪サッカー女子 ▽1次リーグ第2戦 日本2―1ブラジル(28日、パルク・デ・プランス競技場)

 28日のサッカー女子1次リーグC組の第2戦で、なでしこジャパンが、後半アディショナルタイム(AT)の2発でブラジルを2―1で撃破し、勝ち点を3に伸ばして決勝トーナメント(T)進出に前進した。 立役者は1―1のAT6分、五輪デビュー戦となったMF谷川萌々子(19)=ローゼンゴート=だった。約30メートルの衝撃ロングシュートで決勝点。五輪で男女通じて日本サッカー史上初となる10代でのゴールとなった。

 過去の五輪日本の最年少ゴールでは、2021年東京大会・南アフリカ戦で男子のMF久保建英がマークした20歳1か月18日を19歳2か月21日だったが、谷川が一発で更新。25日(日本時間26日)のスペインとの第1戦でマークしたMF藤野の20歳5か月29日の五輪日本女子の史上最年少記録も塗り替えた。

 第3戦ナイジェリア戦は日本時間8月1日午前0時キックオフ。日本は勝つか引き分けると、1次リーグ突破が決まる。

 ◆日本の突破条件 勝ち点を3に伸ばしてC組2位に浮上した日本は、第3戦ナイジェリア戦で引き分け以上で決勝T進出となる。今大会は各組2位以内と、各組3位の成績上位2チームが8強に進む。第2戦終了時点でA組2チーム(カナダ、ニュージーランド)の勝ち点が0のため、勝ち点4を奪えば3位でも突破が確定する。準々決勝では、首位突破だとAまたはB組3位(現在オーストラリア)、2位突破だとB組1位(現在米国)、3位突破だとA組1位(現在コロンビア)と対戦する。 

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