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【パリ五輪】馬にもメダル…総合馬術団体「初老ジャパン」馬術92年ぶり五輪表彰台

スポーツ報知 2024年7月30日 0時52分

◆パリ五輪 第4日 ▽馬術 総合馬術団体決勝(29日、ベルサイユ宮殿)

 総合馬術団体で大岩義明(nittoh)、戸本一真(日本中央競馬会)、北島隆三、田中利幸(ともに乗馬クラブクレイン)の日本が銅メダルを獲得した。昭和生まれの“初老ジャパン”が、馬術の日本勢では1932年ロサンゼルス五輪の障害飛越個人で優勝した「バロン西」こと西竹一以来、92年ぶりに表彰台に立った。

 表彰式では1976年モントリオール五輪の馬術に英国代表で出場したアン王女からメダルをかけられた。愛馬も一緒に参加。この日行われた最終種目の障害馬術を走った3頭は、メダルをつけた状態で馬場に登場した。表彰式後のウィニングランでは、メダルをかけた3選手と3頭がさっそうと馬場をかける中、北島は走って並走した。

 北島は前日まで2種目に出場したが愛馬セカティンカ号が左後ろ足を負傷。当日朝の馬体検査をクリアできず補欠の田中と入れ替わった。日本チームは20点と大きく減点され暫定5位からスタートしたが、障害馬術で全員が障害を落とすことなく完走。大逆転でメダルを手にした。

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