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【パリ五輪】体操ニッポンが男子団体で5種目目の平行棒で2位に浮上 残すは最終種目の鉄棒

スポーツ報知 2024年7月30日 2時46分

◆パリ五輪 第4日 ▽体操(29日、ベルシー・アリーナ)

 体操の男子団体決勝で、2016年リオ五輪以来の金メダルを目指す日本は、谷川航(28)=セントラルスポーツ=、萱和磨(27)=セントラルスポーツ=、杉野正尭(25)=徳洲会=、橋本大輝(22)=セントラルスポーツ=、岡慎之助(20)=徳洲会=の5人で臨んだ。

 最大のライバルの中国と同じローテーションで演技を行う日本は1種目目の床運動で中国を0・734点リードしたが、2種目目のあん馬で、エースの橋本が落下するミスなどがあり、中国に0・5点のリードを許した。

 3種目目のつり輪は中国の得意種目。驚異の15・500と14点後半の高得点を重ねた中国に対し、日本も萱が14・000、五輪初出場の岡が14・133、谷川が14・500と踏ん張ったが、中国との差は3・133差に広がった。

 前半の3種目を終え、中国が131・364で首位。2位に米国、3位に英国、4位にウクライナと続き、日本は5位で折り返した。

 4種目目の跳馬ではエースの橋本が14・900の高得点をマークするなど4位に浮上。首位の中国との差も1・799点に詰めた。

 5種目目の平行棒では、4種目で最初の演技者を務めた萱が14・733、岡が14・866、谷川が14・766と立て続けに14点後半をマークして2位に浮上したが、中国は平行棒のスペシャリストの鄒敬園が16・000をたたき出し、首位の中国とは3・267点差に広がった。

 残るは最終種目の鉄棒。日本は16年リオ五輪は金メダル、21年東京五輪は銀メダルを獲得した。体操ニッポンのプライドをかけてメダル死守を狙う。

 団体決勝は1チーム5人のうち、各6種目を3人が演技し、その3人の合計がそのままチームの得点となる。

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