◆パリ五輪 第4日 競泳(29日、ラデファンス・アリーナ)
男子200メートル自由形の決勝が行われ、2大会連続出場の松元克央(ミツウロコ)は8位だった。前半から積極的なレースを運び、4位で折り返したが、後半に入ると急失速。目標としていたメダル獲得はならなかった。レース後は「この舞台での最大のパフォーマンスはしたつもり。僕自身の後悔はないですけど、みんなの期待に応えたかった気持ちがあった」と振り返った。
前半から飛ばすのはレースプラン通り。「やってきた練習のきつさを信じて、後半を泳ぎ切ると臨んだ」。東京五輪は予選落ちとなり、決勝の舞台を泳ぐのは今回が初。「この舞台で泳げたことはうれしく思う。目標とはちょっと離れているので悔しい気持ちも同時にある」と唇をかんだ。それでも「やってきたことに間違いはない。自分が正しいと思った道を進んできた結果。この3年間に悔いはない」と堂々と言い切った。