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吉田正尚、後半戦初アーチの5号でメジャー通算20本塁打 打撃好調も前日欠場…悔しさ晴らす

スポーツ報知 2024年7月30日 9時11分

◆米大リーグ レッドソックス―マリナーズ(29日、米マサチューセッツ州ボストン=フェンウェイパーク)

 レッドソックス・吉田正尚外野手(31)が29日(日本時間30日)、本拠地・マリナーズ戦に「3番・DH」で先発出場。3回に後半戦初アーチとなる出場10試合ぶりの5号2ランを放った。

 2点を先制した直後の3回2死一塁。マ軍先発右腕・ギルバートの初球、94・6マイル(約152・2キロ)直球を捉えた。打球速度106・3マイル(約171・1キロ)、飛距離425フィート(約129・5メートル)、打球角度31度。まさに打った瞬間の完璧な当たりで右中間席に運んだ。本拠地では今季2本目のアーチでファンから大歓声を浴びた。

 前日28日(同29日)の本拠地・ヤンキース戦ではヤ軍先発の左腕・ロドンに対し、レ軍はブルージェイズからトレードで獲得したばかりの右打者、ジャンセンを「7番・DH」で起用。5試合連続安打中と好調だった吉田はベンチスタートとなり、結局3試合ぶりの欠場となった。それでも、2試合ぶりの出場で悔しさを晴らし、存在感を示した。これで出場3試合連続打点だ。

 メジャー1年目の昨季は140試合で15発。今季は左手親指を痛め、5月に渡米後初の負傷者リスト入りするなど苦しんだが、出場57試合での5本目で通算20本塁打となった。勝負の終盤戦に向け、徐々に本領を発揮しつつある。

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