◆パリ五輪 第4日 ▽体操男子 団体決勝(29日、ベルシー・アリーナ)
男子の団体決勝で、予選2位通過した日本は、259・594点で金メダルを獲得。2016年リオ五輪以来、2大会ぶりに団体で五輪王者に返り咲いた。予選首位通過した最大のライバル・中国との一騎打ちを制し、王座奪還を果たした。
2004年アテネ五輪団体金メダルメンバーでもある水鳥寿思強化本部長は自身のX(旧ツイッター)を更新。超人気バスケットボール漫画「スラムダンク」のキャラクター、桜木花道、宮城リョータ、安西先生が描かれた色紙の写真を投稿。作者の井上雄彦さんから贈られたものだと明かし「TEAM JAPANに送っていただいたメッセージ『あきらめたらそこで試合終了ですよ』僕たちは最後まであきらめませんでした!あきらめずにつないでいったらチャンスがくると信じていました!ありがとうございました!」と感謝をつづった。
「あきらめたらそこで試合終了ですよ」は安西先生の名ゼリフ。1種目を残して中国とは絶望的な3・267点差がついても、あきらめない思いが奇跡の逆転劇を呼び込んだ。