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表彰式の君が代で 日本に敗れた中国選手の行動が「グッときた」とネットで話題「悔しいはずなのに…」「泣いた」

スポーツ報知 2024年7月30日 13時10分

 パリ五輪の体操男子団体決勝は29日、ベルシー・アリーナで行われ、予選2位通過した日本は259・594点で金メダルを獲得。予選首位通過した最大のライバル・中国との一騎打ちを制し、王座奪還を果たした。ネット上では、表彰式で中国選手たちが見せた行動が話題を集めている。

 1位の日本、2位の中国、3位のアメリカの選手たちが表彰台に上った。場内に「レディース&ジェントルメン…」というアナウンスが入り、君が代が流れる直前の出来事だった。中国選手の5人が、手元の細長い箱を床に置き始めた。君が代がスタートすると、銀メダルを首から下げた中国選手5人は、姿勢をピッとただして国旗を見つめた。

 この様子をネットは注目し「君が代が流れる前、長細い箱を中国の選手が下に置いて姿勢を正す瞬間を見て、ボロボロ泣いてしまいました」「君が代が流れ始めたらポスターの箱を足元に置いて姿勢を正した中国選手たち。日本チームの大逆転で銀メダル、相当悔しかったはずなのに清々しく立派だった」と称賛。今回のパリ五輪ではメダリストに、メダルとともに五輪オリジナルのポスターが入った“細長い箱”が授与されている。

 ネットは「中国選手は2回失敗して相当に悔しいはずなのに 君が代が流れる前に長い箱みたいなのを下に置いて しっかり国旗掲揚を見ているシーンにグッときてしまった」「失敗してしまった中国の選手、ケアしてあげてほしいな。体操の中国代表、表彰台で君が代が流れる前に副賞の箱を地面に置いて聴いてくれて敬意をもって接してくれた」と感心していた。

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