オリックスは、育成右腕の川瀬堅斗投手を支配下登録することを発表した。ソフトバンク・川瀬晃内野手の弟で、大分商から２０年の育成ドラフト１位で入団。プロ４年目の今季はウエスタン・リーグで１４試合に登板し、１勝２敗、防御率４・２７の成績を残している。
７連敗中のチームは、借金８の５位と低迷。８月は９連戦を含めて３１日間で２６試合が予定されており、先発陣の充実が不可欠だ。川瀬は力強い直球と緩急を生かした投球が持ち味。育成から支配下登録されるのは６人目で、支配下選手は上限いっぱいの７０人となる。
川瀬の背番号は９４。「とにかく一軍の舞台でチームの戦力となり、皆さんに恩返しできるようにがんばります」とコメントを発表した。
◆川瀬 堅斗（かわせ・けんと）２００２年６月１８日、大分県生まれ。２２歳。大分商から２０年の育成ドラフト１位でオリックス入団。１８３センチ、８８キロ。右投右打。年俸２５０万円。