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卓球・戸上隼輔「感動した。自分も金メダルを取って帰りたい」スケートボード堀米雄斗の連覇に刺激…パリ五輪

スポーツ報知 2024年7月30日 18時55分

◆パリ五輪 第5日 ▽卓球(30日、パリ南アリーナ)

 【パリ(30日)=宮下京香】男子シングルス2回戦で、世界ランキング15位の戸上隼輔(井村屋グループ)は、同126位のデニ・コジェル(スロベニア)を4―2で下し、3回戦に進出した。「第1ゲームから接戦で取られたり、リードされる展開も多くて苦しかったけど、今は勝ててホッとしています」と安どの笑みを浮かべた。

 第1ゲーム(G)から相手のフォアハンドなど強打に対応できず、第1、第3Gを取られた。1―2の第4G。8―7からのタイムアウトで男子の田勢邦史監督から「普通のサーブでいい」、「チキータレシーブを無理に出さなくてもいいのでは」と助言を受け、少し迷っていた頭をリセット。そこから9連続得点で相手を寄せ付けなかった。「田勢監督とうまくコミュニケーションが取れたことが勝因。サーブ、レシーブの組み立てが冷静にできた」とうなずいた。

 初めての五輪では他の競技にも注目している。前日の29日には、スケートボード男子ストリートで堀米雄斗(三井住友DSアセットマネジメント)が大逆転で2連覇を果たした。戸上は「本当に感動しましたし、自分も金メダルを取って日本に帰りたいなと。再確認させてもらいました」と、刺激を胸に上昇気流に乗る。

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