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【広島】玉村昇悟、惜しいプロ初完投 9回2死から牧に3ラン被弾「次は完封できるように」

スポーツ報知 2024年7月30日 21時51分

◆JERAセ・リーグ 広島6―3DeNA(30日・マツダスタジアム)

 広島は、玉村昇悟投手が5安打無四球3失点(自責0)のプロ初完投でチームの連敗を2で止めた。9回2死一、二塁から牧に3ランを浴びてプロ初完封こそ逃したが、プロ最多133球で9回を一人で投げきった。

 「出来れば完封したかったけど、とりあえず初完投。次は完封を目指してステップアップしていきたい」

 今季7戦中5戦で3回までに失点を喫している課題の立ち上がりも、この日は3回まで無安打投球。4、5回も、それぞれ安打を許したのも2死から。危なげない投球で、6回は3者連続三振。7回は佐野、牧、宮崎のクリーンアップを3者凡退。プロ初めて向かった8回も3者凡退。9回は松尾に初めて先頭安打を許し、失点につながった。

 今季5月下旬から先発ローテ入りした23歳左腕。今季8度目の先発で6月15日の敵地・楽天戦以来の2勝目(3敗)。この日は母校の丹生高(福井)の春木竜一監督も観戦。25日が長男の1歳の誕生日だったが、記念球は恩師の元に。球宴を挟んだローテ再編で6連戦初戦を任された左腕の快投で、首位・巨人と2ゲーム差に戻した。

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