◆ＪＥＲＡ セ・リーグ 広島６―３ＤｅＮＡ（３０日・マツダスタジアム）
ＤｅＮＡは打線がつながらず今季最長の６連敗。６月１４日以来の借金生活となった。
相手先発・玉村に３回まで無安打。０―５の４回２死から佐野が左翼線沿いへ二塁打を放ったが、続く牧が遊ゴロに倒れチャンスを生かせず。９回に牧が左翼席へ１６号３ランをたたき込んだが、時すでに遅しだった。
先発した浜口は２回に先頭の矢野に初球を捉えられ右中間へ三塁打を浴びると、１死から菊池に左前へ適時打を浴び先制を許した。３回１死三塁では中村の一ゴロで三本間での挟殺プレーに。ここで浜口が自ら悪送球して二、三塁にピンチを広げられると、その後３連打で３失点と軌道修正することができず、３回８安打５失点（自責４）でＫＯされた。三浦大輔監督も「一つのアウトを確実に取らないと。あそこで挟んだわけだからしっかり取っておけば。その積み重ねだと思います」と手厳しかった。
後半戦はいまだ白星なし。指揮官は「ちょっと元気がなさ過ぎる。チームのリズムが悪すぎる。一つ一つのアウトをもっとしっかり取りに行かないといけないし、打席でも同じ」と嘆いた。これで６連敗となり「もうギリギリです。もっともっと気持ちでやっていかないといけない」とナインに奮起を求めた。