◆パ・リーグ 日本ハム3―3オリックス=延長12回=(30日・エスコンフィールド)
日本ハムは延長12回引き分け。自力Vが消滅し、ソフトバンクにマジック点灯を許した。
延長で再三のチャンスを逃す展開だったが、新庄剛志監督が首をひねったのは2回に森に許した先制弾。右翼ポール際への微妙な打球だったが、リプレー検証でも覆らなかった。
新庄監督は「リクエストをして、1個しかなかったわけでしょ? 映像が。審判の方たちが判断して、きわどかったらホームランでいいと思ったんですよ。でもあの映像を確認したら完全にファウルで…。でも田宮くんに聞いたら、もしかしたら巻いてるかもしれないと。でもリクエストかけてますからね。リクエストの映像を見ての判断でしょ。結果論ですけど、あれがなかったら勝ってますから。明日聞いてみようかなと思いますけど」と振り返った。
複数の映像がなかったこともあり「あの角度以外の、映像をつくらないといけないというのが正しいっちゃ正しい。一番ベストは、あの棒を150メートルぐらい(伸ばすの)がベスト」と改善策も提案していた。