メッツは３０日（日本時間３１日）、藤浪晋太郎投手が傘下３Ａシラキュースに残留すると発表した。
メッツは２６日に事実上の戦力外「ＤＦＡ」としたことを発表したウェーバーで他球団からの獲得の申し出もなく、自由契約になるかマイナーで残留するかの選択肢のうち、３Ａ残留に落ち着いた。
藤浪は２０２２年シーズン終了後に、阪神からメジャー挑戦を決断。１年目だった２０２３年はアスレチックスとオリオールズでプレーして合計６４試合に登板して、７勝８敗２セーブ、防御率７・１８の成績残した。今季は年俸３３５万ドル（約５億円＝契約発表時のレート）の１年契約、８５万ドル（約１億３０００万円）の出来高がついた条件でメッツ入り。オープン戦で結果が出ずに開幕直前にマイナー落ちすると、右肩の張りで６０日間の負傷者リスト（ＩＬ）入りして、これまでメジャー登板がなかった。
マイナーでは今季、１８試合に登板して１勝２敗、防御率８・２７。１６回３分の１を投げて２５四球と課題の制球力に今季も苦しんでいる。