◆パリ五輪サッカー男子 ▽１次リーグ第３戦 日本―イスラエル（３０日、ナント・ボジョワール競技場）
パリ五輪代表ＭＦ川崎颯太＝京都＝が、イスラエル戦の後半３４分に負傷交代した。０―０で迎えた試合終盤、川崎は相手選手と競り合った際に腰を押さえて転倒。立ち上がることなく、担架で運ばれてＭＦ藤田譲瑠チマと交代した。なお川崎にとって、現地時間の７月３０日は２３歳の誕生日だった。
ボランチを主戦場とする川崎は、このチームでは中盤の守備強度を上げる存在。第１、２戦で先発した藤田に代わって先発したこの試合でも、中盤で体を張ったプレーを見せていた。大岩ジャパンでは大会前にＤＦ半田陸が左ひ骨の骨折でチームを離脱。さらに初戦のパラグアイ戦では、ＭＦ平河悠が右足首を痛め、第２、３戦はベンチ外だった。