◆パリ五輪サッカー男子 ▽1次リーグ第3戦 日本1―0イスラエル(30日、ナント・ボジョワール競技場)
日本はイスラエルに1―0と勝利し、3連勝でグループ首位通過を決めた。0―0の後半アディショナルタイム1分、途中出場のFW細谷真大が得点した。ベスト8ではスペインとの対戦が決まった。
1、2戦の連勝で1次リーグ突破を決めていた日本は、この試合で第2戦から先発6人を入れ替え、主力の大半を温存。細谷、MF藤田譲瑠チマ、三戸舜介、DF高井幸大、関根大輝はベンチスタートで、FW斉藤光毅、左サイドバックで2戦連続出場していたDF大畑歩夢はベンチ外とした。その中で、バックアップメンバーとして参加したMF山田楓喜、DF鈴木海音が先発出場。後半開始からFW植中朝日も投入し、バックアップメンバーの3人がピッチに立った。
後半34分には負傷したMF川崎に代わりMF藤田、MF荒木遼太郎に代わって細谷を投入。その後、藤田のスルーパスからチャンスを作り、最後は細谷が決めた。主力の負担は最小限にとどめた上で勝利をつかみ取り、スペインとの大一番に向けた準備を進めた。