◆パリ五輪サッカー男子 ▽１次リーグ第３戦
パリ五輪の男子サッカーは１次リーグが終了し、ベスト８が出揃った。
Ｄ組の日本はパラグアイ、マリ、イスラエルを破って３連勝で首位突破を決めた。
１次リーグ全勝は、２１年東京大会に続いて２大会連続。今大会の全勝突破は、日本とフランスの２か国のみだった。参加国で唯一のＯＡなしと下馬評は低かったが、結果で強さを証明した。
Ｄ組の２位突破はパラグアイ。初戦で日本に０―５の大敗を喫しながらも、２勝１敗で勝ち上がりを決めた。
Ａ組では開催国フランスが１位、米国が２位で突破。アンリ監督率いるフランスは３試合７得点無失点と堅実な試合運びで勝ち進んだ。
Ｂ組は１位モロッコと２位アルゼンチンが勝ち上がった。アルゼンチンは初戦でモロッコに１―２で敗れたが、２連勝で２位に入った。
Ｃ組は最終戦でスペインを破ったエジプトが１位突破となり、スペインが２位での通過となった。
準々決勝は日本―スペイン、モロッコ―米国、パラグアイ―エジプト、フランス―アルゼンチンの組み合わせに決まった。
日本―スペインは東京五輪準決勝に続き、２大会連続での激突。フランス―アルゼンチンは２２年Ｗ杯決勝と同じカードとなり、アンリ監督とマスチェラーノ監督の“名選手対決”にも注目が集まる。