◆パリ五輪 第5日 ▽競泳(30日、ラデファンス・アリーナ)
男子200メートル平泳ぎ準決勝が行われ、16年リオ五輪以来、2大会ぶり五輪出場の渡辺一平(トヨタ自動車)が決勝進出を決めた。
31日の決勝では目標の日本記録(2分6秒40)更新と、自身初の五輪メダル獲得を目指す。
男子200平は大混戦が予想される。スタブルティクック(豪州)や地元スターのマルシャンらとのメダル争いが期待される。
◆渡辺一平一問一答
―振り返って
「やっぱ五輪って難しいです。難しい。こんなにタイム出せない自分が想定してなかったので、非常にびっくりしてるんですけど決勝の舞台あるので思い切ったレースをしたいと思います」
―明日への思い。
「いろんな経験をして勝負強くなってると思いますし、レースの引き出しも僕自身多いんじゃないかと自負しているので、その辺踏まえて明日自分ができる最高のパフォーマンスを目指していけると思います」
―マルシャンとどう戦う?
「個人メドレーを得意としてる選手が200M平泳ぎ出てきて、これだけのタイムと平泳ぎの選手からしても驚異的なラップを刻んでくるので非常に楽しみですね。明日どういったタイムが見れるのか。僕自身がどこまでチャレンジしていけるのかっていうのも踏まえて楽しみです」
―何を一番信じたい?
「僕、誰よりも努力したつもりなので、それで負けたら仕方ない。明日自分の持ってる力を出し切りたいと思います」