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パドレス松井裕樹、流れを変える大谷K斬り「しっかり仕事を果たせてよかった」

スポーツ報知 2024年7月31日 13時54分

◆米大リーグ パドレス6×―5ドジャース=延長10回=(30日、米カリフォルニア州サンディエゴ=ペトコパーク)

 パドレスの松井裕樹投手が30日(日本時間31日)、ドジャース戦の5回から登板。先頭打者の大谷翔平から空振り三振を奪った。試合は9回に2本塁打で5―5にパドレスが追いつき、延長10回にサヨナラ勝ちを収めた。

 3―5の5回、大谷を相手に初球は低めのスライダーでボール。2球目は再びスライダーでストライク。3球目は直球で見逃し、カウント1―2と追い込んだ。勝負球は外角に外れる87マイル(約140キロ)のスライダー。大谷のバットに空を切らせた。

 「チームが勝ったことが一番いいこと。うれしいです」と松井。大谷との対戦については「リーグの中でも一番良い左バッターだと思う。まず左をしっかりアウトにとるのが現状、僕の一番の仕事。そこでしっかり仕事を果たせてよかった」とうなずいた。

 「配球などは言えないが、なるべく打球速度を下げてアウトにとれればなと思っていた。空振りがとれてよかった」。松井は2番スミスを右飛に打ち取り、続くラックスからも空振り三振を奪った。1イニングを3者凡退にしとめ「(チーム最多48登板だが)まかされたところで仕事をするしかない。どんな展開でもチームのために投げられればと思っている」と話した。

 大谷と対戦するのは今季4度目。3月21日の初対決こそ右飛に打ち取ったが、その後2度の対戦ではいずれも二塁打を打たれていた。

 今季新加入の松井は、前半戦でチーム最多の43試合に登板した。後半戦はこの日で4日ぶり5試合目の登板だった。これで6試合連続で1イニングを0封しており、チームでの信頼は高まるばかりだ。

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