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八代英輝弁護士、バスケ男子の判定騒動に私見「弁護士も裁判官に判断をゆだねることになった時点で…」

スポーツ報知 2024年7月31日 15時35分

 31日放送のTBS系「ひるおび」(月~金曜・午前10時25分)では、パリ五輪の男子バスケットボール日本代表が21年東京五輪銀メダルで開催国のフランスと延長戦の末に90―94で惜敗し、歴史的勝利を逃したことを報じた。

 第4クオーター(Q)に八村塁が退場するアクシデントがあったが、試合時間残り10・2秒の時点で4点リード。大金星が迫っていた時、司令塔の河村勇輝(横浜BC)が3点シュートを打とうとした相手選手にファウル。シュートは決まり3点+フリースローで1点を与える“4点プレー”を献上し、同点に追いつかれ延長で力尽きた。

 ゲスト出演した元プロバスケットボール選手でアナリスト・佐々木クリスさんは審判がフランス選手の背中側に立っている状況を踏まえ、「シュートを打つ選手が、ちょっと手が外にはじけ出るような動きをしながら決めている。(河村に)はじかれたようにレフェリーが見たとしても不思議ではない。その状況になってしまっているということが一番悔やまれる」と指摘。さらに「河村選手の左手が、(フランスの)この選手が飛び上がる前に腰についていた」「絶対このゲームに勝ちたいという気持ちが相まって、間合いがつまりすぎてしまった」などと解説した。

 これを受け、MCの恵俊彰から「ジャッジマンとしていかがですか?」を問われたコメンテーターの国際弁護士の八代英輝氏は「ちょっと話は変わりますけど、僕たち弁護士も事件を担当するときに、裁判官に判断を委ねることになった時点で負けだっていう言い方するんですよ」と自身の視点からコメント。「自分たちがコントロールできない不確定要素に自分たちの命運を委ねてしまった時点で自分たちが負けだっていうようなことを言うことがあるので、クリスさんのおっしゃることがすごくよくわかります」と語っていた。

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