日本代表MF三笘薫(27)が所属するブライトンのドイツ代表MFパスカル・グロス(33)が今季欧州CL準優勝のボルシア・ドルトムントへ移籍することが決定的になった。
英高級紙『ザ・ガーディアン』が掲載した記事によると、グロスの移籍金は590万ポンド(約11億8000万円)。ブライトン側がこのドルトムントからの移籍金オファーに合意した。
グロスはプレミアリーグに昇格した2017年夏にブライトン加入。以後チームの中心選手として、261試合の公式戦に出場。今季のブライトンの最高殊勲選手に選ばれ、遅咲きながら昨年9月に32歳でドイツ代表に初招集された。
ブライトンのポール・バーバー・チーフ・エグゼクティブは、「プレミアリーグ昇格からチームに加入し、ゴールを決め、アシストして、ヨーロッパ・リーグ出場に貢献し、ドイツ代表にも選ばれた偉大な選手」と語り、グロスを称賛した。
ブライトンは今季一杯でロベルト・デ・ゼルビ監督が退団し、契約期間が残り1年間となったグロスより2歳年下の31歳ファビアン・ヒュッルツェラー監督を招聘している。