日向坂４６の４期生全１１人が出演する映画が１０月２５日に公開することが３１日、分かった。タイトルは「ゼンブ・オブ・トーキョー」（熊切和嘉監督＝４５）で、全員が演技初挑戦。主演は正源司陽子（１７）が務める。
脚本は１１人それぞれの学生時代の思い出や、アイドルになる前のエピソード、東京への思いなどをもとに製作。リアルな物語が組み込まれた青春群像劇となっている。
主演の正源司は「個人的にも演技にすごく興味がありましたし、４期生のみんなと出演できるということで光栄だと思いました」と歓喜。渡辺莉奈（１５）は「最初は不安だったけど、途中から全くそれを感じなくなるくらいずっと笑顔で挑むことができました」と撮影を振り返った。
製作にあたって熊切監督は「以前、アイドルの方と仕事した際にプロ意識の高さに感銘を受け、アイドル映画に挑戦してみたいと密かに思っていました」と告白。演技初挑戦の１１人をまとめ上げ「皆さんの最初の監督になれたことを誇りに思います。彼女たちのかけがえのない瞬間が映っていると思います」と喜んだ。