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【巨人】グリフィン「すごくふがいない」初回4失点まさかの乱調  来日ワースト5四球 最短タイ4回KO

スポーツ報知 2024年8月1日 5時20分

◆JERA セ・リーグ 阪神9―6巨人(31日・甲子園)

 まさかの乱調だった。グリフィンは初回が終わるとうつむいてベンチへ戻った。いきなり4点を許し、来日最短タイの4回6安打4失点で3敗目。自身の連勝は4で止まり、来日ワーストの5四球と安定感も影を潜めた。「すごくふがいない。終わってみたら点を取っているだけに、初回にああやって失点してしまったのは非常に残念」。悔しさが残る後半戦初登板となった。

 中10日で休養も十分だったが、「投げきれなかったり、意図したところに投げられなかった」と制球が定まらず、出はなをくじかれた。2死満塁を招くと野口に押し出し四球で先制点を献上。続く木浪には中前へ2点打を浴び、投手の及川にも適時打を許した。2回以降は無失点に抑えたが、初回の失点が重くのしかかった。

 試合前まで6登板連続クオリティースタート(6回以上自責3以下)を達成していたが、今季初登板だった甲子園では昨季も2登板で0勝1敗、防御率3・86といまだ白星がない。「毎回なかなかピシャリとはいかない。それが野球。良くない日もあるだろうから、そこから学んで、繰り返さないことが大事」。左のエースが気持ちを切り替えて次戦へ向かう。(田中 哲)

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