◆パリ五輪 第6日 ▽柔道(31日、シャンドマルス・アリーナ)
男子90キロ級準決勝で村尾三四郎(JESグループ)が、地元フランスのマキシムガエル・ヌゲアプアンブを破り、決勝に進出。初の五輪で銀メダル以上が確定した。
23歳の村尾は母が米国人で、米ニューヨーク生まれ。抜群の身体能力を生かした鋭い足技が武器で、昨年の世界選手権で銅メダルを獲得していた。
初戦の2回戦はクレンクリストフェル・カリュライド(エストニア)に対し、開始44秒で大外刈りの一本勝ち。準々決勝はアラム・グリゴリアン(UAE)に投げ技からの攻めで、一度は「一本勝ち」と表示されるもビデオ判定で取り消し。それでも相手の指導3つで反則勝ちした。