◆パリ五輪 第６日 ▽バレーボール男子１次リーグ 日本３―１アルゼンチン（３１日、パリ南アリーナ）
１次リーグ（Ｌ）Ｃ組第２戦が行われ、世界ランク５位の日本は、同８位のアルゼンチンを３―１で下し、今大会初勝利を飾った。１勝１敗となり、米国に続いて決勝トーナメント進出圏のＣ組２位に浮上した。チーム３位の１２得点と躍動したミドルブロッカーの小野寺太志（サントリー大阪）は「自分たちのパフォーマンスをするために、練習から準備した。チームみんなで気持ちを強く持って戦えました」と胸を張った。
今大会は２７日に開幕試合として行われたドイツとの初戦で２―３で手痛い敗戦。翌日の２８日、チーム全員でミーティングを開いた。「アルゼンチン戦に勝たないと予選突破も厳しくなる。もちろんプレッシャーはあるし、いろんな期待もあるけど、自分たちがこの場を楽しむことが大事」と確認し合ったという。
また、同日には元日本代表のアタッカーで日本協会の川合俊一会長が、激励に訪れた。「五輪という舞台は特別なもの。チームで戦うのに、（それぞれが）独りよがりになっている」と指摘を受け、チーム一丸となって「１勝」をつかんだ。