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33歳の鈴木聡美、12年ぶりに五輪決勝進出!「すごくうれしいし、緊張している」競泳史上最年長五輪スイマー、200Mで鉄人っぷり発揮

スポーツ報知 2024年8月1日 5時18分

◆パリ五輪 第6日 ▽競泳(31日、ラデファンス・アリーナ)

 女子200メートル平泳ぎ準決勝が行われ、競泳史上最年長の33歳で2大会ぶりの五輪に臨んでいる鈴木聡美(ミキハウス)が、2分23秒54。全体8位で上位8人による決勝進出を決めた。鈴木が五輪の決勝レースで泳ぐのは、メダル3個を獲得した12年ロンドン五輪以来、12年ぶりとなる。

 レース後は「やっと決勝の舞台にいける。(結果が出る)電光掲示板に表示されたときは本当に嬉しかったです。12年ぶり? すごくうれしいですし、今も緊張しているんですけど、どうなっているんでしょう」と驚きの表情で語った。

 鈴木は今大会、平泳ぎ2種目で出場。28日の100メートルは、準決勝で予選よりタイムを落とし全体12位で決勝進出を逃していた。レース後は「スロトークを意識するあまり、スピードを上げきれなかった」と分析していた鈴木。一方で、伸びのある泳ぎには手応えを感じ「200ではその技術は重要になってくる。いいスピードも出ていたし、200Mにつなげたい」と、前向きに語っていた。

 予選は2分23秒80の全体5位で通過。決勝で目指すは、銀メダルを獲得した12年前のロンドン五輪でマークした2分20秒72の自己記録更新だ。33歳となっても衰え知らずの鉄人が、競泳史上最年長メダリストの偉業に挑む。

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