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男子体操の個人総合、2種目目のあん馬で橋本大輝は落下して15位後退 岡慎之助が首位に立つ…パリ五輪

スポーツ報知 2024年8月1日 1時31分

◆パリ五輪 第6日 ▽体操男子 個人総合決勝(31日、ベルシー・アリーナ)

 体操の男子個人総合決勝がスタート。2021年東京五輪同種目に続く五輪2連覇に挑む橋本大輝(セントラルスポーツ)、五輪初出場で予選を2位で通過した岡慎之助(徳洲会)ともに、1種目目の床運動は、しっかりと演技。橋本は冒頭のG難度の大技「リ・ジョンソン」を決め、14・633点。続く岡も、大きなミスがなく14・566点で、橋本は3位、岡は5位の発進となった。

 しかし、2種目目のあん馬で橋本が倒立で落下した。団体決勝でも落下しており、苦手のあん馬で大きなミスが続いた。12・966点で合計27・599点と15位に後退した。岡は床運動に続きしっかりとミスがない演技を続け14・500点。合計29・066点で、一気に首位に躍り出た。

 日本勢と同じ班で、床運動で頭をつく大過失が出た最大のライバル、予選トップ通過の張博恒(中国)は無難に演技し、14・333点と立て直し、合計27・566点で橋本に次ぐ16位。

 日本男子で五輪の個人総合を2連覇したのは1968年メキシコ市五輪、1972年ミュンヘン五輪を制した加藤沢男、2012年ロンドン五輪、2016年リオデジャネイロ五輪の内村航平の2人。その2人以外で日本男子の個人総合金メダルは1964年東京五輪の遠藤幸雄、1984年ロサンゼルス五輪の具志堅幸司、21年東京五輪の橋本大輝で、計5人となっている。

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