◆パリ五輪 第6日 ▽サッカー女子1次リーグ第3戦 日本3―1ナイジェリア(31日、ナント・ボジョワール競技場)
サッカー女子代表「なでしこジャパン」はナイジェリアを3―1で下し、2勝1敗の勝ち点6でC組2位通過を決めた。
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MF浜野まいかが試合の均衡を破った。前半22分、中盤からのスルーパスにMF植木理子が抜け出し、中央へ折り返し。浜野が冷静にゴールに流し込み、先制点を挙げた。
「理子さんがシュートするかなと思ったんですけど、信じて走ったら出してくれて。決められて良かったです。夢の舞台でゴールできるのは本当にうれしいです」と五輪初ゴールを誇った。
2シャドーの一角で先発し、攻撃を牽引。終盤まで体力が落ちなかったことを聞かれると「うーん、気合いでした」と笑みを浮かべた。
第1戦スペイン戦(1●2)では20歳のMF藤野あおばがゴール。第2戦ブラジル戦でも19歳のMF谷川萌々子がゴール。若手の躍動、そして切磋琢磨が、チームに勢いを与えている。浜野は「刺激にならなかったといったらウソになる。自分も決めないとなとは思っていました」と振り返った。