◆パリ五輪 第６日 ▽卓球（３１日、パリ南アリーナ）
男子シングルス３回戦が行われ、張本智和（智和企画）はリンド（デンマーク）との３回戦をゲームカウント４―１で勝利し、８強進出を果たした。
この日の２回戦では３２歳のノシャド・アラミアン（イラン）を４―２で撃破。「しっかり相手を知ること、そして体力を休めること。この２つからやっていきたい」と相手を研究し、体力をしっかり回復させて３回戦に臨んだ。
３試合連続でサウスポーとの対戦、第１ゲームは相手のサーブに対応しきれず、８―１１で先取された。第２ゲームはリズムを取り戻し、序盤からリードしたが、１０―８からジュースに持ち込まれた。１２―１０で競り勝つと、３ゲーム目も１１―５で連取。第４ゲームも中盤まで競った展開となったが、８―８から３連続得点で振り切った。第５ゲームも最後フォアハンドで決めきり、両手を掲げた。
準々決勝に向け、「東京大会よりも一段上に進むことができましたけど、目標はまだベスト８じゃないので。もちろんメダルを取れるまで諦めないですし、次もきっと苦しい試合になると思うので、しっかり困難を想定して、しっかり準備して、しっかり休んで、明日も頑張りたいと思います」と気持ちを整えた。