◆パリ五輪 第６日 ▽競泳（３１日、ラデファンス・アリーナ）
女子２００メートル平泳ぎ準決勝が行われ、競泳史上最年長の３３歳で２大会ぶりの五輪に臨んでいる鈴木聡美（ミキハウス）が、２分２３秒５４。全体８位で上位８人による決勝進出を決めた。鈴木が五輪の決勝レースで泳ぐのは、メダル３個を獲得した１２年ロンドン五輪以来、１２年ぶりとなる。
レース後の鈴木の一問一答は以下の通り。
―決勝が決まった。
「やっと決勝の舞台に行ける。昨年は世界水泳で５０と１００だったんですけど、２００Ｍでいけるとは正直、思ってなかったのでこれはうれしい。電光掲示板に表示されたときは、すごくうれしかったです」
―レースプラン通り？
「予選よりも前半もっと積極的にという目標だったので、そこは達成できたかなと。ただ、最後、隣を泳いでいたタチアナ選手がだいぶ前に行ってしまっていたので、これは私、危ないかもと、もがき苦しむような泳ぎになってしまったんですけど、もう少し泳ぎのペースだとか気持ちの問題だと思いますので、最低限、選考会よりも速いタイム。そして自己記録も目指しながら、最後振り絞って決勝は泳げたらなと思います」
―五輪１２年ぶりの決勝。
「すごくうれしいですし、今もすごく緊張してたんですけど、どうなってるんでしょう。わからないですけども、それよりも楽しむように、とにかく自分の泳ぎに集中しようかなと思います」