◆パリ五輪 第6日 ▽競泳(31日、ラデファンス・アリーナ)
競泳の男子200メートル平泳ぎ決勝が行われ、初出場の花車優(イトマン東進)は5位、元世界記録保持者の渡辺一平(トヨタ自動車)は6位。日本勢のメダル獲得はならなかった。
2004年アテネ、08年北京五輪で2大会連続2冠の北島康介氏を筆頭に、12年ロンドン五輪銅の立石諒氏など、かつて日本の“お家芸”と呼ばれた男子平泳ぎ。16年以降は決勝には残りながら表彰台に届いておらず、今大会も渡辺、花車の2人で挑んだがかなわなかった。
レース後2人の一問一答は以下の通り。
花車優
―振り返って。
「準決勝があんまり良くなかったんで、自分にとってはやりにくいコースになってしまったのは自分の責任なんですけど、この決勝の舞台で全力を尽くし切れたんで、ちょっとベストを出していればメダルに届いてたんで、そこはちょっと悔しいなって感じです」
―これまでの歩み。
「この1年間というか、半年というか、いろんな自分の中で挑戦をしてきて、五輪の舞台に立てたのもすごく良かったですし、決勝で戦えたこともすごく良かったです。ここまでの自分の歩みとしてはすごく誇らしく思っています」
渡辺一平
―振り返って。
「水泳ってまじ難しいです。難しい。今シーズンすごく好調でずっと流れをキープしていて、五輪に向けて努力してきたつもりなんですけど、タイムがつながらず。水泳なのか平泳ぎなのか(わからないが)、めちゃくちゃ奥深いですね」
―五輪で感じたこと。
「8年ぶりの五輪ということで、精いっぱい僕なりに時間を費やして頑張ってきたつもりですし、今日できるパフォーマンスはすごく出せたかなと思うので、8年前と同様6位ですけど、よく頑張ったかなと思います」