◆米大リーグ パドレス―ドジャース（３１日、米カリフォルニア州サンディエゴ＝ペトコパーク）
タイガースからトレード加入したドジャースのＪ・フラーティ投手（２８）が３１日（日本時間８月１日）、敵地・パドレス戦の試合前に会見を行った。
カリフォルニア州の右腕は「自分が小さな時から試合を見て応援していた、自分のホームタウン（故郷）のチームに入れてとても特別な気持ちだ」とド軍入りに感激の様子。「このチームの一員として、先発ローテーションでいい働きをして貢献したい」と世界一奪還へ意気込んだ。
腰のトラブルで先発を２度回避したことでヤンキースがフラーティの獲得レースに参加しなかったとされるが、「今はとても気分がいい。オールスター休暇の直前も休暇から戻ってきてからもいい感じなので、投げる準備はできている。早くマウンドに立って投げたい。月曜（現地２９日）に投げる予定だったのに、変更されたからね。２、３日後に投げることになっているが、どうなるか様子を見ているところ」と話した。
移籍１年目のタ軍では今季、１８試合で７勝５敗、防御率２・９５だった。昨季はオリオールズでわずか１勝だったが、ここまで１０６回２／３を投げ、１３３三振を奪い、与四球１９と指標も改善されている。「精神的な面も肉体的な面もいくつか変化させた。親しいグループの中で、なぜ自分がそう動いていたのか原因を掘り下げて、いくつか修正して変更を加えたたことで、いいボールが投げられるようになった。そして、自分の球を信頼することにつながり、自信を持つことができた」と明かした。
ドジャースでは背番号０となった。８月３日（同４日）の敵地・アスレチックス戦で移籍後初先発の予定であることをロバーツ監督が明言した。故障者続出の投手陣の救世主となれるだろうか。