テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜・午前8時)は1日、パリ五輪で7月31日に行われたトライアスロンでセーヌ川の水質悪化問題について報じた。
同日、男子と女子のトライアスロンが行われた。スイムではセーヌ川を選手たちが泳いだ。26、27日の降雨の影響で水質が悪化していたため、30日に予定されていた男子の競技は水質の基準をクリアできなかったため31日に延期。31日に予定されていた女子との同日開催となった。
セーヌ川は水質悪化で1923年から101年間遊泳禁止。五輪のために2400億円をかけて水質の浄化対策を行ったが大会前から懸念する声も上がっていた。28日、29日の公式練習も中止になっていた。
コメンテーターで元テレビ朝日社員の玉川徹氏はセーヌ川でのスイムに「企画先行というか企画優先で無理しているって感じがどうしてもします」と指摘した。
さらに「選手たちもセーヌ川でやりたいっていう話もありましたけど、見ていると『あぁ汚い川でやってんな』としか思えないです僕は」と印象を明かし、パリ五輪開催が決定してからの年月で「誰もがきれいになったセーヌ川でできなかったのか?むしろそう思います」と疑問を投げかけていた。