◆マリーゴールド「Ｍａｒｉｇｏｌｄ Ｓｕｍｍｅｒ Ｇｏｌｄ Ｓｈｉｎｅ ２０２４」（３０日、後楽園ホール）観衆８１８
女子プロレスのマリーゴールドは７月３０日、後楽園ホールで「Ｍａｒｉｇｏｌｄ Ｓｕｍｍｅｒ Ｇｏｌｄ Ｓｈｉｎｅ ２０２４」を開催した。
団体の初代タッグ王者を決める「初代ツインスター王座決定戦」はの“”ミライサク”と翔月なつみ、青野未来が対戦。白熱の攻防は２０分０５秒、ＭＩＲＡＩがラリアットで青野を破り、初代タッグ王座を獲得した。
リング上でＭＩＲＡＩは「初代、シングルチャンピオンタッグを破って、初代ツインスターチャンピオンになりましたー！こうやってね、桜井麻衣とミライサクで、初代タッグチャンピオンになれたこと、自分はすごくすごく嬉しいです！」と感動を表すと桜井は「この今タイミングで、言う事なのか、迷ったんですけど、でもね、今言わないと私は絶対一生後悔すると思うから言わせてください。おいジュリア！ジュリア出てこい！」とこの日、８月１９日の後楽園ホール大会を最後に海外挑戦を表明したジュリアを呼んだ。
リングに登場したジュリアへ桜井は「私が、なんでジュリアについていくって言ったか？なんでこのマリーゴールドに来たか？それは、ジュリア、あんたを倒すためだよ！旗揚げしてから、ずっと、結果が出せなくて、悔しくて、すごく悩んで、今日、やっとこのベルトをとって、結果を出すことができた。だから、私はもう、ジュリアの弟子じゃない。私は、マリーゴールドの未来を背負っていく１人として、ジュリアと一対一でシングルしたいと思ってる。ジュリアの答えを聞かせてください」と挑戦を表明。ジュリアは「私ずっと戦いたいと思ってたよ桜井と。だから、桜井とシングル、これはやんなきゃいけない。これが私にとってのけじめでもあると思って、もちろんやろう。ただし、場所、決めて良い？８月１９日後楽園ホール。私の！最後の相手、私デビューして７年ポッチだけどさ、まあまあな奴らと今までやってきたんよ。その、最後の相手だよ？日本であんたがわたしの最後のシングルマッチの相手だよ？その覚悟、ある？」と日本ラストマッチの相手に指名しビンタを叩き込んだ。
桜井は「あるに決まってんだろ！」とビンタを返し受諾。ジュリアは「桜井、私を盛大に見送ってくれよ。そして、私を倒してくれよ。頼むよ。よろしく！（桜井と握手）必ずお前とシングルして、良かったって思わせてくれ、お前と出会ってよかったって思わせてくれ」とメッセージを送った。
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バックステージでＭＩＲＡＩは「これからしっかり歴史を創っていきます」と約束し桜井は「諦めずに腐らずに頑張ったから結果はちゃんと報われるんだなって証明できたことが嬉しい」と涙を流し、ジュリアとの一騎打ちへ「今までで最高の、今までにない桜井麻衣を見せてやるよ！そして私はマリーゴールドを背負っていくから。安心してアメリカに行ってください」と闘志を燃やした。
◆７・３０後楽園全成績
▼１５分１本勝負
○瀬戸レア（７分３２秒、切り返しての→エビ固め）石川奈青●
▼タッグマッチ１５分１本勝負
ゼイダ・スティール、○マイラ・グレース（８分４６秒、リバースＤＤＴ→片エビ固め）南小桃●、松井珠紗
▼初代ツインスター王座決定戦 準決勝１５分１本勝負
○桜井麻衣、ＭＩＲＡＩ（１１分１８秒、ＳＴＦ）ＣＨＩＡＫＩ●、野崎渚
▼初代ツインスター王座決定戦 準決勝１５分１本勝負
翔月なつみ、○青野未来（１２分５３秒、バズソーキック→片エビ固め）後藤智香●、天麗皇希
▼パッション注入スペシャル１５分１本勝負
○ボジラ（１５分３１秒、胴締めスリーパーホールド→レフェリーストップ）高橋奈七永●
▼スペシャルタッグマッチ２０分１本勝負
○ジュリア、Ｓａｒｅｅｅ（１８分０７秒、ノーザンライトボム→体固め）田中きずな、ビクトリア弓月●
▼初代ツインスター王座決定戦 ３０分１本勝負
桜井麻衣、○ＭＩＲＡＩ（２０分０５秒、ラリアット→エビ固め）翔月なつみ、青野未来●