パリ五輪射撃で混合エアピストル銀メダルを獲得したトルコのユスフ・ディケチュ選手がネット上で話題になっている。
ディケチュは競技用の眼鏡や耳当てなどの装備を一切つけず、シルバーヘアにカジュアルなＴシャツ姿で競技に臨んだ。さらに左手は無造作にポケットに入れながら射撃を行う姿にネットは仰天。
Ｘ（旧ツイッター）では「無課金おじさん」の愛称が付けられてトレンド入り。「装備せず片手をポケットに入れさっそうと銀メダルを勝ち取ったトルコの「無課金おじさん」がかっこよすぎる」「無課金おじさんガチでイケオジすぎる」「コリン・ファース並みのイケオジで凄いかっこいいな」「この無課金おじさんもシティーハンターに出て欲しい」「射撃スタイルがシティーハンターの冴羽獠っぽい」などの声が続々。
５１歳のディケチュは２００８年北京大会から５大会連続の出場。１４年には２５メートルラピッドファイアピストル、２５メートルピストルの個人２冠を達成した実績がある。２００１年から競技を始めた理由は憲兵隊総司令部の下士官として働き始めてから」というもの。体育学校の出身で、コーチング学の修士号も取得している。座右の銘は「手をポケットに入れたままでは成功はつかめない」だが、ポケットに手を入れて撃ち銀メダルを獲得した。
経歴にも注目する声が上がり「トルコの無課金おじさん退役軍人」「無課金おじさん言われてるけどマジの退役軍人だったんだ…！」「無課金おじさんどころか退役軍人無双という映画ばりにカッコいい人だった」との声も集まった。
この日は自身のインスタグラムでは銀メダルを手にした写真を投稿しており、「無課金おじさん！あなたは最強です！」「ラフな感じで最高にかっこいい」「本当にクールでかっこよかった！！」と日本語の祝福コメントも寄せられ、フォロワーは１万６０００人となっている。