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バドミントン “シダマツ”ペアがメダルに王手 初五輪で4強入り 準々決勝でデンマークペアに2-0快勝「まずはここを乗り越えられた」

スポーツ報知 2024年8月1日 16時14分

◆パリ五輪 第7日 ▽バドミントン(1日、ポルトドラシャペル・アリーナ)

 女子ダブルス準々決勝で、世界ランキング4位の志田千陽、松山奈未組(再春館製薬所)は、同25位のフォーゴール、チューイセン組(デンマーク)を2-0で破り、準決勝に進出した。準決勝では世界ランキング3位の譚寧、劉聖書組(中国)と対戦する。

 第1ゲームから相手を圧倒。21ー7で制すると、第2ゲームも主導権を譲らず21-12でものにした。志田は「ここまで来られたことがうれしいです」、松山も「まずはここを乗り越えられて、よかった」と笑顔を見せた。既に2連勝で決勝トーナメント行きは決めていたが、7月30日の1次リーグ最終戦では韓国ペアに敗れていたが、迎えた準々決勝は切り替えて快勝。松山は「負けて落ち込むこともあったけど、やっぱり勝つと楽しい。自分たちのペースで自分たちのプレーができた」と振り返った。初めての五輪。志田は「緊張するかと思ったけど、会場の皆さんが声を出して応援してくれて、思ったより楽しくできている」と話した。

 志田が高校1年、松山が中学3年で出会ってから12年目で迎えた五輪の舞台。松山が「金メダル目指して2人でここまで頑張ってきた」といえば、志田も「シダマツとして、悔いのないような戦いができたらいいな」と決意し、臨んでいる。過去の五輪では、16年リオで高橋礼華、松友美佐紀のタカマツペアが獲得した金メダルを含め、過去に日本勢がメダル2つを獲得している種目。まずは日本2大会ぶりのメダル確定まで、あと1勝とした。

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