◆パリ五輪 第7日 卓球(1日、パリ南アリーナ)
女子シングルス準々決勝で平野美宇(木下グループ)は準々決勝で、第4シードの申裕斌(韓国)と対戦し3―4で敗れた。
第1ゲーム(G)は4―11、第2Gは7―11で落とすと、第3Gも5―11。3ゲーム連続で奪われ、崖っぷちまで追い込まれたが、そこから意地を見せた。第4Gから第6Gは3ゲーム連続で奪い返したが、最終Gは大接戦の末、11―13で落とした。試合後は、タオルで顔を覆い、涙をぬぐった。
以下は試合後の一問一投。
―試合を振り返って?
「0―3で負けてる時はもうすごいこのままじゃ後悔するなと思って、1回服を着替えて、そこから。今までの自分だったらそこで折れちゃったんですけど、挽回することができたことは良かったんですけど、最後1点、思い切って1本取ることができてなくて悔しいです。結果は意識しないつもりだったんですけど、チキータが甘くなってしまって。そこが足りなかったなっていう風に思います」
―自身の成長については?
「諦めずに挽回できたところ。いつもだったらちょっとお折れちゃってたと思うんですけど、戦術展開できたり、負けていても1球ずつできたところは良かったです」
第6ゲーム以降の感情がすごかった。
「このままじゃ負けれないなと思って頑張ったんですけど、最後勝てなくて悔しいです」
―序盤最初の3ゲームどこがこう1番対応するの難しかった。
「ラリーがいつもよりゆっくりだったり、サーブレシーブで優位に立つことができなくて焦ってしまってたんですけど、あそこが修正できてからはかなり良かったんですけど」
―初めてのシングルス戦い終えて。
「そうですね。なかなか出場権が獲得できなかったシングルスだったので、最初で最後かもしれないなと思って、後悔ないようにやって、後悔はないですけど、出ることできたんですけど、メダルを取るまでには足りなかったので、これは団体戦に生かすしかないなって思う」
―声援を背にプレーしていかがでしたか?
「たくさんの方が応援してくれたので、すごい力になったんですけど、最後は勝ちきれなくて悔しいです」