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【広島】新井監督「まだまだ順位を気にする段階ではない」 8月以降の首位浮上は6年ぶり 一問一答

スポーツ報知 2024年8月1日 22時31分

◆JERAセ・リーグ 広島2―1DeNA(1日・マツダスタジアム)

 広島は、2戦連続の接戦を制して7月20日以来、12日ぶりの首位に返り咲いた。8月以降としてはリーグ3連覇した18年以来6年ぶりの首位浮上となった。

 同点の8回に菊池が勝負を決めた。2死一、二塁からバットを折りながら、打球が三塁後方に落ちる決勝打となった。3戦連続V打で今季4度目の同一カード3連戦3連勝に導いた。

 先発・大瀬良は7回1失点と好投した。6回1死二、三塁からフォードの詰まった打球が左前適時打となって同点に追い付かれ、そのまま同点の場面で降板。5勝目は逃したが、防御率0・85と依然として高い数字をキープ。8回にリリーフ登板した島内が、7勝目。9回を締めくくった栗林が2年ぶり3度目の大台に王手の29セーブ目を手にした。

 新井貴浩監督の試合後の主な一問一答は以下。

 ―暑い一日、試合も熱かった

 「熱かったですね。まずは今日も大地がいいピッチングだったと思います。しっかりゲームをつくってくれましたし、アツ(会沢)もいいリードでナイスバッティングだったと思います」

 ―菊池選手が3戦連続の決勝打で3連勝

 「いや~勝負強いですね。振れてますね。懐に食い込んでくるような難しいボールだったけど、しっかり振り切っているので、ああいういいところに落ちてくれるんだと思います。今日もナイスバッティングでした」

 ―二塁封殺を防いで先制点を奪った野間選手の走塁も大きかった

 「やっぱりああいう細かいところ。少しでもリードを(大きく)取って、判断良く、ギリギリのところでセーフになってあげようという意識の高さが、相手のフィルダースチョイスを誘ったんだと思います」

 ―守備でも走塁でも球際の強さが

 「さっきの野間の、何かあったら絶対セカンドでセーフになってやるという球際を攻めていく、球際に対する集中力というのは、打つ方だけじゃなしに、走塁、また守る方でも選手が一生懸命やってくれていると思います。本当、紙一重のところで、流れをこっち側に引き寄せられているんじゃないかな。しっかり集中できている」

 ―8月初戦で首位返り咲き

「そうなの? 今日の試合で? まあまあ、そこは。まだね、まだまだ順位というのは気にする段階じゃないので。いい戦いができているので、目の前の試合を。また明日頑張りたい」

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