◆ＪＥＲＡ セ・リーグ 広島２―１ＤｅＮＡ（１日・マツダスタジアム）
ＤｅＮＡは２０２１年以来３年ぶりの８連敗。けん制死や野選などの度重なるミスが響いた。
両軍無得点の３回２死満塁。遊撃の森敬が遊ゴロを一塁ではなく二塁へトスした。一走の野間が一足早く二塁へ滑り込み、セーフ判定が下された。三浦監督のリクエストでも覆らず、野選で先取点を献上。森敬は４回の打席で代打を送られベンチに下がった。
５回の攻撃では先頭の梶原が右前打で出塁するもけん制死に。同点の７回には無死一塁で蝦名がバントミス。何度も流れを手放した。
先制の場面について、三浦大輔監督は「先制の場面も取れるアウトをしっかり取っていこうという中でできない。大きな１点だった」と振り返り「どれだけみんなが必死にアウトを取りに行くかというところで、ああいうプレーだと試合に出られない」と指摘した。
３位の阪神とは５ゲーム差に広がった。２日からは本拠地・横浜スタジアムでの直接対決となり「切り替えて切り替えてばっかりではいけないけど、まだまだ終わるわけではないですし終わったわけでもない。移動ゲームではあるけど明日からしっかりファイティングポーズとって戦っていけるようにしていきます」と前を向いた。