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早田ひなが準決勝へ!北朝鮮のピョン・ソギョンとの最終ゲームまでもつれる死闘を制して4強…パリ五輪

スポーツ報知 2024年8月2日 4時10分

◆パリ五輪 第7日 ▽卓球(1日、パリ南アリーナ)

 女子シングルス準々決勝が行われ、世界ランキング5位の第3シードで初出場の早田ひな(日本生命)はピョン・ソンギョン(北朝鮮)に勝利し、準決勝に進んだ。

 第1、第2ゲームを11―5と連取。第3ゲームは13―15で落としたが、第4ゲームを11ー8で取り返した。だが追いすがるソンギョンに11-9で第5ゲームを奪われ、第6ゲームも11-4と連取されて3-3で最終ゲームへ突入。最後は相手を振り切り、死闘を制して4強入りした。

 今大会は張本智和(智和企画)との混合ダブルスで北朝鮮ペアに1回戦で敗れており、再び情報の少ない相手との対戦だった。「向こうも未知数ですけど、向こうからしたらこっちも未知数。自分が持ってるものを全て出すような気持ちで。そして一度、混合ダブルスで負けてしまっているので、もう私には怖いものはない。100%向かっていけるように調整していきたい」と表情を引き締めて臨んだ試合。試合前は「ミックスダブルスで一度負けてしまってるので、もう私には怖いものはない。もう本当に向かっていく。“100”向かっていく」と強い覚悟を示していた。

 ◆早田 ひな(はやた・ひな)2000年7月7日、北九州市生まれ。24歳。日本生命所属。福岡・希望が丘高卒。4歳から卓球を始め、14年のワールドツアー・チリOPで当時史上最年少の決勝進出。16年世界ジュニア女子団体金メダル。世界選手権は女子ダブルスで17年から3大会連続メダル、混合ダブルスは21年銀メダル。21年アジア選手権3冠。23年世界選手権(南アフリカ・ダーバン)で、女子シングルス銅メダル。左利き。167センチ。

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